行事食・縁起食

お正月のおせちやお雑煮、七五三の千歳飴、夏の土用のうなぎ。行事の日に食べるものには、言葉の語呂合わせや形・色の見立てなど、縁起をかついだ意味づけがよく見られます。由来がはっきりしないものは、そう断ったうえで紹介しています。

食べる時期の順に

  • お屠蘇:屠蘇散の中身と、年の若い人から飲む順番の由来
  • おせち料理:具の意味と重箱の詰め方
  • お雑煮:角餅と丸餅の境目、焼くか煮るか、汁の違いを全国調査をもとに比べる
  • 七草粥:春の七草の今の名前と、書物ごとの顔ぶれの違い
  • 鏡開き:日付の地域差と「切らずに開く」理由
  • 土用の丑の日:「土用」と「丑の日」の意味と、夏にうなぎを食べる習慣
  • 千歳飴:名前の意味と、始まりとして伝わる話の比べ方
  • 年越しそば:江戸時代の「晦日そば」から今の呼び名まで、食べる時刻と地域の違い

食べる時期の背景にある行事は「年中行事・歳時記」で解説しています。

行事食・縁起食

年越しそばはいつ食べる?意味の諸説と江戸時代の「晦日そば」から続く由来・地域の違い

年越しそばを食べる時刻に全国共通の決まりはなく、調査で多いのは大晦日の夕食派と除夜の鐘のころの夜食派です。「細く長く」や切れやすさなど意味づけの諸説、1814年の大坂の記録で「年越蕎麦」が節分のそばを指していたことなど呼び名の移り変わり、元日や1月14日に食べる地域、うどんや年取り魚の土地まで資料で整理します。
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七草粥はいつ食べる?春の七草の今の名前・覚え方と由来、地域の違い

七草粥は1月7日の人日の節句の行事食で、前の晩に七草を刻み、朝に食べる形が多く伝わります。七草を今の植物名に置きかえた表と覚え歌、シソ科のホトケノザとの違い、平安の穀物の七種粥との関係、唱え言葉、南九州の七所祝など地域の違いを資料をもとに整理します。
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千歳飴とは?名前の意味と白い飴が白い理由、始まりの説を資料で比較|子どもに食べさせる時の注意

千歳飴の始まりとして伝わる4つの話(浅草の七兵衛、大坂の平野甚左衛門、浅草寺の境内、神田明神)を、どこに・いつ書かれたかで比較しました。名前の意味、昔ながらの白い飴が白い理由、江戸の門前の飴と今の授与品の違い、子どもに食べさせるときの注意も資料で確かめます。
行事食・縁起食

お雑煮の地域差は?角餅と丸餅の境目・焼くか煮るか・汁の違いを全国調査で比較

お雑煮の地域差を「餅の形・温め方・汁・具」の4つの軸で比較。全国調査では角餅は東、丸餅は西に多いものの、県別に並べると境目は県境にそろわず、山形・高知・鹿児島には飛び地も。味付けはしょうゆが最も多く、味噌仕立ては三重を除く近畿や香川・徳島などに多め。呼び名の諸説と、餅を安全に食べる注意も紹介します。
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お屠蘇とは?飲む順番の理由と屠蘇散の中身・作り方、子どもや飲めない人はどうする?

元日に家族で祝う正月の祝い酒、お屠蘇。昔と今の4つの資料で屠蘇散の中身を比べると、共通していたのは山椒・肉桂・桔梗の3種でした。名前の4つの説、宮中から家庭への広まり、若い人から飲む理由、地域で違うお酒、20歳未満や運転する人の工夫まで整理します。
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土用の丑の日とは?なぜうなぎ?日付の決まり方と各地の習わし

土用の丑の日の日付は、太陽の位置で決まる年4回の土用と、12日ごとに巡る日の十二支を重ねて決まります。2025〜2027年の夏の丑の日の比較表、平賀源内説の裏づけが見つかっていない理由、しじみ汁・足つけ神事・きゅうり加持など各地の習わし、うなぎ資源の現状まで整理します。
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おせち料理の由来とは?代表的な具の意味と重箱の詰め方

おせちの具に込めた願いを「語呂・形・色・性質」の4つの型に分けた早見表で整理。農林水産省の資料どうしで説明が違う具の比較、五段重と三段重の詰め方の違い、黒豆と青大豆に分かれる地域の豆料理も紹介します。
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鏡開きはいつ?2027年の日付と関東・関西・京都の違い・切らずに「開く」理由

2027年の鏡開きはいつ?多くの地域は1月11日(月・成人の日)ですが、早い京都の4日から、松の内を15日までとする地方の一部の20日まで幅があり、主な理由は松の内の長さとされます。20日だった日付が11日に早まった将軍の命日説の確かさ、包丁を使わず割る理由、カビや窒息を防ぐ食べ方まで資料で整理。